京都の染殿院(そめどのいん)へ行ってきました。
こちらは安産守護のご利益で名を馳せる寺院で染殿地蔵院とも呼ばれ、慕われています。
この記事では染殿院の御朱印や絵馬、ご利益や見どころ、参拝時間や駐車場などのレポをお届けします。
京都 染殿院のご利益と見どころ
京都の繁華街、新京極通の入り口付近。
そこにひっそりと鎮座するのが染殿院です。
その昔、「染殿皇后」と呼ばれる文徳天皇の皇后がこちらの地蔵尊に祈願し皇子を産んだことから、「染殿地蔵尊」の名がついたのだそう。
ご利益は前述のエピソード通り安産・子宝です。
手を合わせて一礼し、境内に入ります。
染殿院の入り口は2ヶ所あり、ひとつは新京極通に面したもの、そしてもうひとつはとある店の奥です。
このお店は甘栗和菓子の老舗「林万昌堂」。
新京極通の入り口から入ったあと、知らずにこちらから出てびっくりする観光客も少なくないのだとか。
境内は小規模ですが、お地蔵様が多数祀られています。
染殿院の特徴とも言えるのが境内の暗さ。
これは当寺がビルの合間に鎮座しているためです。
そのため提灯には昼間でも明かりが灯されており、夜のような雰囲気を醸し出しています。
手水舎には花が浮かべられています。
本来の用途で使うことはできませんが、綺麗ですね。
さあ、参拝しましょう。
京都 染殿院の御朱印、絵馬
京都 染殿院の御朱印はこちらです。
料金:300円
墨書きですので、その場で書いていただけます。
あしらわれている犬は多産の象徴であることから、安産のご利益を示したものでしょう。
シンプルですが温かみのある、可愛らしいデザインです。
ちなみに、御朱印の左上に貼られたQRコードを読み込むと、この犬たちの動画を見ることができます。
画像はその一部です。
15秒ほどの短い動画ですが、授与された際はぜひご覧になってください。
なお、染殿院にオリジナルの御朱印帳はありませんでした。
その他の授与品はご利益である安産や子宝に関するものばかりです。
こちらは安産絵馬と子宝絵馬。
料金:700円
これほど特化した授与品を取り扱ってらっしゃる社寺は、京都でも珍しいと言えるでしょう。
また、画像はありませんがお産に関するお守りもありました。
京都 染殿院の参拝時間と駐車場
10:00〜18:00
休みはありません。
専用の駐車場はありませんが、阪急「河原町」駅から非常に近い場所に位置しています。
電車で最寄り駅まで向かったのち、徒歩で目指すと良いでしょう。
近くのコインパーキングはこちらです。
ようお参りでした。
染殿院の近くにある御朱印はこちらから探しましょう。
