京都市上京区の廬山寺(ろざんじ)へ行ってきました。
この記事では廬山寺の御朱印や御朱印帳、お守り、ご利益や見どころ、参拝時間や駐車場などのレポをお届けします。
廬山寺のご利益と見どころ
廬山寺は天台系の単立仏教寺院で、天台圓淨宗の本山です。
本尊は阿弥陀如来で、寺号は詳しくは廬山天台講寺(ろざんてんだいこうじ)と称します。
また、紫式部の邸宅跡、源氏物語執筆地とされています。
天慶年中(938年~947年)に船岡山の南に創建されたのが始まりで、室町時代に応仁の乱で焼失した後、元亀3年(1572年)に現在地に移転しました。
また、桔梗(ききょう)の花も有名で、万葉集に出てくる花はこの桔梗ではないかという説もあります。
こちらが山門です。
その横に参道入口があります。
山門をくぐると、右側に手水舎が見えます。
こちらで清めます。
正面には、大師堂が見えます。
参道正面に位置し、本尊は元三大師(良源)です。
他に毘沙門天像、薬師如来像、不動明王像などを安置しています。
毘沙門天は京都七福神の一つです。
元三大師堂では毎月三日に護摩を行っており、どなたでも自由に参加できます。
内部は非公開で、節分時に公開されます。
ただし、お堂内には入れず、大師堂の誕生日(1月3日)と命日(9月3日)のみ入れるようです。
大師堂横には、赤い帽子と涎掛けをした像がありました。
撫で仏とも言われ、自分の体の悪い部分を撫でる事でご利益があるようです。
大師堂の向かいに、参集殿という建物がありましたが、当日は非公開でした。
梨木神社・廬山寺吟行句の会場として使われているようです。
さらに進むと、入口と書かれた案内があります。
入口を進むと右側に、鐘撞堂があります。
鐘撞堂の向かいに、筆塚があります。
筆塚は、筆を地に埋め、築いたと言われています。
紫式部にちなんで、使い終わった筆がここで供養されていたようです。
さらに進むと、本堂があります。
手前には、廬山寺の略歴がありました。
さらにその横には、紫式部の歌碑があります。
「めぐりあひて見しやそれともわかぬ間に 雲がくれにし夜半の月かな」
と歌われています。
こちらが本堂入口です。
廬山寺では、本堂に入るには入場料が必要です。
大人(高校生以上)500円、小人400円と書かれています。
本堂内は、源氏庭以外は撮影禁止です。
こちらが源氏庭です。
庭内には桔梗の花も咲いています。
源氏庭には、桔梗の花と「紫式部邸宅址」と書かれた石碑があります。
この邸宅で紫式部は結婚生活を送ったとされています。
本堂を出てさらに奥に進むと、新たな参道があります。
道なりに進むと、墓地があります。
閑院宮をはじめ皇族の陵墓が多くあり、宮内庁によって治定されているようです。
再び本堂に戻ります。
お目当ての御朱印は、本堂横の受付でいただけます。
廬山寺の御朱印
廬山寺では、5種類の御朱印があります。
そのうちの1つをいただきました。
京都 廬山寺の御朱印リストはこちらです。
料金:各300円
廬山寺の御朱印帳、お守り
廬山寺には、紫式部をモチーフにした御朱印帳があります。
御朱印帳:1700円
御守りもいくつかあり、学業などの御利益があるようです。
御守りは撮影お断りとのことでした。
御守り:500円~1200円。
廬山寺の参拝時間と駐車場
休みは原則ありませんが、
源氏庭の拝観休みが1月1日・2月1日~2月9日・12月31日
となっています。
廬山寺にはおよそ20台分の駐車スペースがあり、正面入口から入れます。
境内の空いている所に停めるようです。
車でお参りの際は、寺町通りからお入り下さい。
河原町通りからは入れないのでご注意下さい。
京阪鴨東線
「出町柳」より徒歩 約15分
「神宮丸太町」駅より徒歩 約15分
京都市営地下鉄 烏丸線
「丸太町駅」より徒歩 約20分
京都市営バス
「京都駅」から4・17・205系統
「四条河原町」から3・4・17・205系統
「府立医大病院前」下車 約5分
ようお参りでした。