京都市中京区の行願寺(革堂)へ行ってきました。
この記事では行願寺(革堂)の御朱印や御朱印帳、お守り、ご利益や見どころ、参拝時間や駐車場などのレポをお届けします。
行願寺 革堂のご利益と見どころ
革堂行願寺は天台宗の寺院で、山号は霊麀山(れいゆうざん)です。
西国三十三所第19番札所で、通称は革堂です。
寛弘元(1004)年創業で、約千年の歴史をもつお寺です。
創建当時は一条通りにありましが、戦乱や火災で何度も焼け、場所を替えつつも、現在の場所に再建されました。
現在も西国観音霊場の第十九番札所として全国に知られています。
ご利益として、家庭円満、延命長寿などがあります。
こちらが、寺町通沿いにある正面入り口の山門です。
門の手前には沿革が書かれた看板があります。
門をくぐると、左側に町内安全と書かれたお地蔵さんがあります。
こちらには天道大日如来と延命地蔵菩薩が祀られています。
お地蔵さんの後ろに手水舎がありました。
こちらで清めます。
手水舎の向かい、本堂の真正面に狛犬の像つきの香炉があります。
香炉奥に本堂があります。
本堂は京都市の有形文化財に指定されています。
内部の撮影は禁止でした。
また、本堂内に御守り等が販売されています。
いったん本堂を出ます。
さらに右に進むと、石碑が見えます。
石碑の向かいに、寿老人神堂があります。
寿老人神堂は、京都七福神巡りの1つとされ、安置されている寿老人像は桃山時代に作られたとされており、秀吉が万人快楽のために行願寺に祀ったと伝えられています。
寿老人神堂の横には、七福神があります。
さらに進むと、鎮宅霊符神と書かれた建物があります。
鎮宅霊符神の横に、鐘楼があります。
この鐘楼は、文化元年(1804)年に建立されたといわれており、衆星守護をつかさどる神とされる鎮宅霊符神像が祀られています。
本堂と同様に京都市の有形文化財に指定されています。
さらに進むと、たくさんのお地蔵が祀られています。
百体地蔵尊というそうです。
百体地蔵尊の隣には、加茂大明神五輪塔が建てられています。
こちらは室町時代の建立とされており、五輪塔の水輪がくり抜かれ、その穴の中に加茂大明神が祀られています。
もう一度本堂に向かって進みます。
手水舎の横に、愛染堂という建物があります。
内部には、小さいガラス窓から覗くと見える愛染明王像が祀られています。
愛染明王は、仏と人との間にあり、愛によって両者を結ぶと考えられる明王、または愛欲の煩悩がそのまま悟りにつながることを示す明王などと言われています。
再び本堂に入り、お目当ての御朱印をいただきます。
御朱印は本堂内の納経所でいただきます。
こちらで御守りや御朱印帳も購入できます。
本堂内は撮影禁止です。
また、境内には猫が数匹います。
この猫たちは参拝者の中では有名なようで、本堂内で猫に関するグッズも販売されています。
行願寺 革堂の御朱印
行願寺の御朱印は5種類あります。
今回は行願寺の御朱印、西国三十三所バージョンを頂きました。
料金:300円
こちらが行願寺の5種類の御朱印リストです。
行願寺 革堂の御朱印帳、お守り
革堂行願寺にはオリジナルの御朱印帳がいくつかあります。
また、御守りも複数あります。
御守り:各500円
御守り等の販売ブースは、本堂内部にあるため、撮影はできませんでした。
行願寺 革堂の参拝時間と駐車場
休みは原則ありません。
革堂行願寺には専用の駐車場がありません。
車でお越しの際は、近くのパーキングをご利用ください。
東京・名古屋方面から名神高速「京都東IC」から約20分
岡山・大阪方面から名神高速「京都南IC」から約30分
公共交通機関でお参りの際は、
京阪電車「神宮丸太町」より徒歩約15分
京都市バス「河原町丸太町」より徒歩約5分
ようお参りでした。