京都の文子(あやこ)天満宮へ行ってきました。
こちらは天神信仰発祥の地として知られる神社です。
この記事では文子天満宮の御朱印、お守りやおみくじ、ご利益や見どころ、参拝時間や駐車場などのレポをお届けします。
京都 文子天満宮のご利益と見どころ
文子天満宮は京都駅のほど近くに鎮座する神社。
前述の通り天神信仰発祥の地と伝わっており、小規模ながらも歴史ある一社です。
ご利益は学業成就など。
また、社名にちなみ、名前に「あや」という文字が入っている方の守り神という、珍しいご利益もあるそうです。
一礼して境内に入ります。
真っ先に目に入るのは、社名の元となった多治比文子(たじひのあやこ)の像。
彼女は天満宮のご祭神である菅原道真の乳母であり、道真公が怨霊となったあとも自宅に祠を設け拝んでいたとされています。
その後、道真公は文子に「北野の地に祀ってほしい」という旨の託宣をし、北野天満宮が創建されたのだそう。
このことから文子天満宮は北野天満宮の前身神社、すなわち「天神信仰発祥の地」と位置づけられるようになりました。
境内には菅原道真が大宰府へ向かう途中に立ち寄り、腰掛けたのだという「腰掛石」が残っています。
多数のお賽銭が置かれていることから、信仰の対象であることがわかりますね。
他に注目したいのが、神社には珍しく占い鑑定が受けられるということ。
毎週土曜日の10:30〜16:00(受付終了15:00)にプロの占い師の方から、恋愛や結婚、命名や方位についてなど、さまざまなジャンルを診ていただけます。
鑑定料は1件3000円から。
何か悩みがある方は、こちらを目当てに参拝するのもいいかもしれませんね。
手水舎はこちら。
さあ、参拝しましょう。
京都 文子天満宮の御朱印
京都 文子天満宮の御朱印は2種類用意されています。
初穂料:300円
こちらは直書きタイプ。
天満宮の神紋である梅の印が目を引きます。
そしてこちらは御朱印帳に貼るタイプのもの。
初穂料:300円
画像ではややわかりづらいですが紙が黄色く、多治比文子の像がデザインされています。
日付はその場で書いていただけるようです。
どちらも社務所に見本が飾ってありますので、拝受したい御朱印の番号を係の方にお伝えください。
なお、文子天満宮に専用の御朱印帳はありませんでした。
京都 文子天満宮のお守り おみくじ
文子天満宮のお守りラインナップです。
中でも、「文子守り」という一願成就のお守りと、「縁結び願い守り」という縁結びのお守りが人気を集めています。
文子守り
初穂料:1000円
縁結び願い守り
初穂料:1000円
いずれも本物の貝や正絹、お香を使用して作られているのだとか。
ひとつひとつデザインが違うそうですので、お気に入りの一品を吟味したいですね。
文子天満宮では少し変わったおみくじも授与されています。
こちらは「紅梅みくじ」
初穂料:500円
菅原道真とゆかりある梅にちなんだおみくじで、本体が巻物になっているだけでなく、2色の梅の縁起物が付属します。
梅の色の組み合わせは複数あるようです。
もうひとつは「牛みくじ」というおみくじ。
初穂料:500円
梅と同じく道真公と縁の深い牛のおみくじで、牛の人形の中におみくじが納められています。
京都 文子天満宮の参拝時間と駐車場
7:00〜19:00
御朱印の受付時間は不明ですが、ご祈祷の受付時間が10:00〜17:00となっていましたので、こちらを目安にするのが良さそうです。
休みはないと思われます。
文子天満宮に専用の駐車場はありません。
市バスや電車を駆使するか、近隣のコインパーキングを利用すると良いでしょう。
ようお参りでした。
文子天満宮の近くにある御朱印はこちらから探しましょう。