京都府長岡京市の勝龍寺へ行ってきました。
この記事では勝龍寺の御朱印やお守り、ご利益や見どころ、参拝時間や駐車場などのレポをお届けします。
京都 勝龍寺のご利益と見どころ
勝龍寺は平安時代(806年)に空海(弘法大師)によって開基されました。
元の寺号は恵解山青龍寺で、観音堂を始め九十九坊が建てられていたといわれています。
大干ばつ大飢饉の年に住職千観上人の祈祷で雨が降り、龍神に勝ったという意味から「勝龍寺」と改名されました。
京都洛西観音霊場第十四番札所で、ぼけ封じ近畿十楽観音霊場第三霊場です。
JR長岡京駅から徒歩約10分ほど歩くと、正面出入口(南側)が見えます。
西側にも出入口がありました。
正面入り口をくぐると、すぐ左側に手水舎らしきものがありました。
水が出でおらず、清めることができませんでした。
出入口手水舎の横には、弥勒菩薩座像と地蔵群がありました。
元々弥勒菩薩座像の場所には地蔵座像がありましたが、昭和39年に盗難に遭ったことを知った地域の陶芸家が寄贈され今に至るようです。
南北朝時代の石仏もあり、毎年8月23日には地蔵盆が行われています。
この像は、真言宗の開祖である弘法大師が全国を行脚したときの姿だそうです。
お参りする足元には、先代住職淨運和尚が四国八十八ヶ所を回った際に譲り受けた砂が入っているようです。
ぼけ封じ観世音像がありました。
近畿十楽観音霊場の第三霊場だそうです。
鐘楼堂といわれる鐘がありました。
現在のは3代目の鐘だそうです。
初代の鐘は大阪夏の陣の際持ち去られたうえに転々とし、現在は大阪府大阪府豊能郡能勢町の真如寺に現存し、大阪府の指定文化財となっています。
大晦日には除夜の鐘がつけます。
本堂の前に、賓頭盧尊者(ひんするそんしゃ)像といわれる像がありました。
こちらは心身の病んでいる所と同じ所を撫でて、一心にお参りすると病が治るというご利益があると言われています。
別名なで仏と言われます。
布袋尊と書いてある像がありました。
金運や子宝、夫婦円満の御利益がありそうです。
見るからに福をもたらしてくれそうです。
こちらは本堂です。
正面にある大きな縄は、西の空に向かう龍に見立てて作られたしめ縄ようです。
毎年1月第2日曜日の毘沙門天の縁日に檀家によって作られているようです。
境内には、春日神社がありました。
こちらは春日神社の本堂です。
春日神社に関する沿革が書かれています。
勝龍寺同様、平安時代からと歴史があります。
こちらが社務所のようです。
ここでインターホンを押すと、担当の方が対応してくれました。
京都 勝龍寺の御朱印
いよいよ社務所で、お目当ての御朱印をいただきます。
京都 勝龍寺の御朱印はこちらです。
料金:各300円
勝龍寺では、3種類の御朱印がありました。
勝龍寺のオリジナル御朱印帳はありません。
勝龍寺では便利袋というものが販売されていました。
御朱印帳入れとしても使えるようです。
京都 勝龍寺のお守り
また、いくつかの御守りや、願かけ絵馬もあります。
御守りは、各種ご利益が異なるようです。
御守り:500円~800円
願かけ絵馬リストはこちらです。
京都 勝龍寺の参拝時間と駐車場
休みは原則ありません。
勝龍寺には専用の駐車場がありません。
車でお参りの際は、近くのコインパーキングをご利用下さい。
公共交通機関でお参りの際は、JR長岡京駅下車、徒歩約10分です。
ようお参りでした。
勝龍寺の近くで頂ける御朱印はこちらから探しましょう。