京都の福王子神社へ行ってきました。
福王子神社の御祭神は班子皇后で、仁和寺の鎮守神とされています。
この記事では福王子神社の御朱印やお守り、ご利益や見どころ、参拝時間や駐車場などのレポをお届けします。
京都 福王子神社のご利益と見どころ
京都市右京区、国道162号線沿いに位置する福王子神社。
入口は、南側と西側の2か所あります。
南側が階段で、西側が少し坂になっています。
周山街道の交差点付近に鳥居を構えています。
階段になっており、徒歩での入場です。
こちらは西の出入口です。自転車やバイクほどの大きさなら入れそうです。
福王子神社は第58代光孝天皇の女御で宇多天皇の母である班子皇后を祀る神社です。
宇多天皇が仁和寺を開いたことから、御室桜で有名な御室仁和寺の鎮守神とされています。
また、末社として夫荒神を祀る夫荒神社(松尾大明神)は、平安時代に洛北の氷室から宮中へ氷を献上する習わしがあり、その運搬の際に命を落とした役夫たちの霊を祭り、安全を祈願するため設けたとされます。
福王子神社のご利益は子宝・安産、子育て、身体壮健、諸願成就です。
鳥居をくぐると、拝殿が見えます。
何やら立て看板が2つあります。
右側の立て看板には、福王子神社の由来が書かれています。
なるほど、勉強になりますね。
左の立て看板は、福王子神社が重要文化財である証明のようです。
当時の文部大臣の名前入りですね。
何だかすごく重要そうなのに、屋根付きとはいえ野外に置いてあるのが不思議でした。
拝殿の後ろ付近には、玉垣修復奉納と書かれた看板があります。
おそらく壊れたのか古くなったのか、玉垣を修復した際に奉納された松の木?のようです。
さらに右に進むと、石碑がありました。
これもまた、重要文化財であることを示したもののようですね。
さらに右に進むと、車庫のような所があります。
ここにはどうやら御神輿が保管されており、祭りのときに使うようです。
車庫の右側に、手水舎がありました。
遅ればせながらこちらで清めます。
遅めの清めが終わったら、さっそく本殿へ。
中は非公開で見ることはできませんでした。
祭りなど一定の時期になると、本殿の中を見ることができるようです。
本殿の中に、普段は見られない金色の狛犬さんがあるようです。
また、この本殿に平安時代に洛北の氷室から宮中へ氷を献上する際に命を落とした役夫たちの霊が祭られているようです。
本殿に向かって右に進むと、社務所がありました。
ここでお目当ての御朱印をいただくことにしましょう。
インターホンを押して担当者を呼びました。
京都 福王子神社の御朱印
社務所入口にはインターホンがあり、押すと奥から担当の方が出てきました。
清掃中で忙しかったようで、3回目のインターホンでようやく出てきました。
「御朱印をお願いします」と告げると御朱印が授与されます。
京都 福王子神社の御朱印はこちらです。
料金:300円
また、オリジナルの御朱印帳は取り扱っていないようです。
京都 福王子神社のお守り
福王子神社には、お守りがあるようですが、現物は確認できませんでした。
担当の方がお忙しそうだったので、お目当ての御朱印だけいただきました。
値段表は確認できました。
お守り:600円
京都 福王子神社の参拝時間と駐車場
休みは原則ありません。
ただ、社務所に担当の方がいるかどうかは運もあります。
不在のときもあるようです。
福王子神社には専用の駐車場はありません。
近くのコインパーキングに停めることになります。
公共交通機関の場合は、京都駅から市バスの26番で山越え中町行きのバスに乗り、「福王子」下車すぐです。
約45分です。
また、福王子神社は事前予約をすれば、境内案内をしてくれるようです。
ようお参りでした。
福王子神社の近くで頂ける御朱印はこちらから探しましょう。